• アースデイとは
  • ニュース
アースデイ東京2010勝手にツアーガイド

NPOビレッジ突撃!東日本震災への取り組み

前のページにもどる

アースデイ東京、新緑の代々木公園での2日間はおいしい出店あり、ぴちぴちの野菜あり、煙じゅーじゅーのお肉あり、体に優しい化粧品あり、可愛いこだわり雑貨あり、心躍る音楽がありと楽しすぎる出展がいっぱいなのですが、なんといっても真骨頂はNPOビレッジだと私は思っています。 このコラムではその中でも、出展予定のNPOやNGO団体などの東日本大震災の取り組みについて見てみようと思います。

2011年3月11日、岩手宮城福島を中心に大地震と津波が未曾有の悲劇をもたらしました。尋常ならざる範囲の広さと深刻な被害に息をのみながら、何も出来ない自分をはがゆく思い、せめてもと義援金や支援金をさまざまな機関に託したことも多いことでしょう。 そうした中、Think the Earthでは3月15日に「Think the Earth基金」をたちあげ、震災直後から機敏に現地入りし活動している団体を取りまとめ、Think the Earthに寄せられた支援金を分配していくという取り組みをしていました。
Think the Earth基金
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/03/-think-the-earth.html

Think the Earthももちろん、今回のアースデイ東京の企画に参加していますが、Think the Earthが分配した団体のうちのいくつかもまた参加しています。 第一期分配先の団体
特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン
http://www.peace-winds.org/

第二期寄付先候補になっている中に
特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
http://www.shaplaneer.org/
国際交流NGO ピースボート
http://www.peaceboat.org/index_j.shtml
シャンティ国際ボランティア会
http://sva.or.jp/eru/tohoku/project/project201103281187.html
があります。

ピースウィンズ・ジャパンは震災直後の11日から宮城県気仙沼市、同県南三陸町、岩手県陸前高田市、同県大船渡市で救援活動を行っています。
この初動の早さと緊急支援のノウハウは目をみはるものがあります。
現在、「がんばろう日本」寄付付きコーヒーを発売しているらしいので、もしかしたら代々木公園でも購入できるかもしれませんね!

シャプラニールは3月19日より救援活動を行っています。
メディアでは取り上げられない茨城県北茨城や福島県いわきを中心に活動されているようです。

ピースボートは被害の深刻な宮城県石巻を中心に活動しているようです。
ap bank、社会福祉協議会、め組JAPANと合同で「スマイルプロジェクト」や「まちなかスマイルプロジェクト」と名付けたヘドロ掃除や大規模清掃なども行っているようです。
去年のピースポート
http://sokuho.earthday-tokyo.org/cat1/npo/post_63.html

シャンティはフェアトレードビレッジでの出展。今回の震災では宮城県気仙沼市に拠点を置き、宮城県北部から岩手県南部の主に沿岸部で活動を行い、まずは生きるために必要な衣食住(ベーシック・ヒューマン・ニーズ)をサポートしているそうです。
去年のシャンティ
http://sokuho.earthday-tokyo.org/post_89.html

その他、
特定非営利活動法人 ケアリングフォーザフューチャーファンデーション
http://www.cffjapan.org/
4月8日〜11日までの4日間、先遣隊として2名を宮城県の被災地に派遣、これからの支援を被災地の子どもを中心にこれからの支援活動を考えていく過程のようです。

NPO法人 国際チャリティ協会 アムリタハート
http://www.amritaheart.org/
宮城県石巻、南三陸町、大槌町などを中心に3月13日よりイヴューサの学生や国士舘大学のスポーツ医科学部の学生等と一緒に炊き出しや泥掻き、物資の振り分け等の活動をしているようです。

特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
http://www.japanforunhcr.org/
被災者支援の第一弾として、宮城県石巻市の避難所やコミニティー・センター、介護施設などにソーラーランタン(太陽光発電によるランプ)を届ける活動をしているようです。

NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン)
http://www.cone.ne.jp/
「RQ市民災害救援センター」と連携し、被災された方の長期受け入れ体制の整備支援、ボランティア派遣支援などの活動を進めているそうです。

セカンドハーベスト・ジャパン
http://www.2hj.org/
初期は企業や個人から食料物資を預かり、主に宮城を中心に分配し、現在はいわき市・南相馬・石巻・大船戸・仙台を中心にフードバンク活動を行いつつ、寄せられた寄付金を元に被災地に対してフードライフラインとフードセーフティネットを構築する為の長期的な計画をたてているとのことです。

(特活)NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
http://www.nice1.gr.jp/
NICEは視察を終え、これから始動するところ。10年以上支援を続けること、地域とのつながりや地域主体であることを念頭に「支援」というよりも「恊働」という形で成果を生み出すことを考えているようです。

特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
http://www.ngo-jvc.net/
気仙沼を中心に、医療物資・生活物資の提供を行いつつ、気仙沼市社会福祉協議会のもとに立ちあがった気仙沼市災害ボランティアセンターの運営を複数の団体とともに支援し、ボランティアの申込対応や、支援のニーズとボランティアのマッチング、またニーズの調査をサポートなどを行っていたりするようです。

特定非営利活動法人 
メドゥサン・デュ・モンド ジャポン
http://www.mdm.or.jp/
岩手県大槌町で4月4日より避難所、自宅、病院で、被災に遭われた方々の精神的な「心のケア」として精神科医によるサポートを中心にプライマリヘルスケアの医療支援活動を行っているそうです。

そして「EARTH & ANIMALS」ブースに参加の
一般社団法人SORA
http://sora.ne.jp/
こちら福島の避難地域での救済活動をされていて、私も毎日ブログを見て、影ながら応援しています。 http://blog.goo.ne.jp/sora-fukushima
女性二人で必死に活動されています。シェルター設置のための支援金も募集されているので、動物支援に関心のある方はブログをのぞいてみてください。
両手を抱えられてだらーんとしてスクーリニングされている犬が不謹慎ながらとっても可愛いです...。

イメージ

記事&イラスト:安藤早織
http://annulus.jp

ページ上へ