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アースデイ東京ボランティアインタビューVol.3

こんにちは。
アースデイ東京ボランティアコーディネーターの尾野村(まお)です。

毎年10万人以上が集う、市民による日本最大級の地球フェスティバル、アースデイ東京。毎年多くのボランティアが事前の準備作業から当日の運営まで、アースデイ東京を大きく支えてくれています。

前回に引き続き、そんなボランティアのみんなに焦点を当てたインタビューの連載を企画しています。

第3回は、上良大地(ころちゃん)さんです。
ぜひ、ご覧ください。

アースデイ東京ボランティアインタビューVol.3

まお:
ころちゃん。こんにちは。
今回で第3回目のボランティアインタビューです。
よろしくお願いします。

ころちゃん:
まお。よろしくね。
まおとは、iPledge時代からの付き合いで、
改めてインタビューって照れるね。

まお:
そうだね笑。
今まで、アースデイ東京以外でも色んな現場を一緒にやってきたよね。
ではでは、早速インタビューはじめましょう。

ころちゃん:
よろしくお願いします。

「ころちゃん」こと上良大地さん

まお:
ころちゃんは、アースデイ東京にはじめて参加したのはいつだったの?

ころちゃん:
アースデイ東京の運営側のボランティアに参加したのは2017年がはじめてでした。
それまでは、2013年からNPO iPledgeのボランティアとして、
Dish Reuse System」の運営に携わっていました。

まお:
アースデイ東京では当たり前となったリユース食器。
今では、マイ食器を持ってきてくれる来場者も増えたよね。
僕も2010年からiPledgeのスタッフとして、
Dish Reuse System」の活動に携わっていました。

まお:
iPledgeのボランティアスタッフとして、
長年活動をしていたころちゃんだけど、
運営側のボランティアに参加したきっかけはなんだったの?

ころちゃん:
参加のきっかけは、
ずばり今年もボランティアコーディネーターをしているまおからのお誘いです。
アースデイは一人ひとりのアクションに働きかける側面を持っていると感じていて、
自分自身も新たなアクションをする良いチャンスだと、
ピンときた勢いのまま参加を決めました。
アースデイ東京はとにかく興味深い出展が多く、
毎年イベントが終わってからもパンフレットで気になる出展を調べてるね。

まお:
去年は、ボランティアリーダーも受けてくれて本当にありがとう。
どんなチームのリーダーをしていたか、簡単に紹介できる?

ころちゃん:
僕は、出展管理/テント備品チームのリーダーとして活動しました。
毎年、200団体以上の出店がアースデイ立ち並びます。
そんな多種多様な出展にとても興味があったし、
そんな出展者の方々をサポートする立場から、
アースデイ東京に関われたらと希望しました。

毎年200団体以上の出店が並ぶ

まお:
スバリ、そんなチームの魅力は?

ころちゃん:
出展者の方々はもちろん、運営本部の方々とも接点が多く、
アースデイ東京を裏方として支える実感が得られます。
イベントに慣れている出展者の方もいれば、そうではない方もいます。
そんな出展者の方々をサポートすることにより、
アースデイ東京を形づくる魅力的なチームだと感じています。

まお:
そうだね。
出展管理/テント備品チームは、他のチームとは少し違うよね。
他のチームは、来場者に対しての活動がメインだったりするけれど、
出展管理/テント備品チームは、スタッフに対しての活動になるよね。
そこは、このチームの大きな魅力の一つだよね。
出店者の方や本部の方々と接する機会が多い分、
他のチームとは、得られる事も全然違うよね。

ころちゃん:
そうだね。
運営本部の方々はプロのイベンターなので、
現場の臨機応変な対応力には惚れ惚れしているよ。

出店者に椅子を貸し出す様子

まお:
リーダーとしての活動する上で、意識している事はあったりする??

ころちゃん:
比較的人数の少ないチームなので、
メンバー一人ひとりに責任感をもって活動してもらうよう意識したよ。
具体的には、メンバーに持ち場を明確に任せてしまうことにより、
活動がうまくいったときにお互いの信頼関係をつくることが出来たよ。

まお:
リーダーとして、
時には、みんなを信頼して役割を任せてしまう事も必要だよね。
ころちゃんは、メンバーのみんなと信頼関係が出来ていたからこそ、
少ないチームで一人一人が責任を持ってうまく活動が回せたのかもね。

ころちゃん:
あとは、リーダーの責任を感じる分、
本気な自分でいる時間を過ごす事が大切だよね。
何事も本気にならないと、濃い時間は過ごせないからね。

まお:
それとっても大切な事だね!!!
ボランティアとか、リーダーとか、
そんな事は関係なしに日々の暮らしでも大切だね。
その意識を持つか持たないかで、
自分の未来は大きく変わるだろうね。

ころちゃん:
そうだね。
あとは、オドオドしたり慌てたりしないようにしてるよ。
リーダーとして、どっしり構えて、
メンバーの皆さんが安心して活動できるように意識しています。
内心は落ち着いていないときでも、なんとかハッタリを張るつもりで。

まお:
それもチームを引っ張る身としてはとても大切だね。
リーダーの経験やボランティア活動を通して変わったことはある?

ころちゃん:
フラットな視点を持てるようになったよ。
多種多様な人とコミュケーションを取る事で、
これまでの偏見や固定概念を捨てることができた。
そんな視点を持つことが、いろいろな考え方や働き方、
暮らし方などに気づくポイントかもしれないね。

まお:
そうだね。
アースデイ東京もそうだけど、
様々なイベントでのボランティア活動を通して、
今で当たり前だと思っていた事が当たり前ではない。
学校で教えてもらった事が全てじゃないんだって、
僕らに新しいカルチャーと世界を見せてくれたよね。
その経験があってこそ、自分の将来を考えた時に、
将来の働き方や暮らし方に大きく影響を与えてもらっているよね。

テント備品を管理

まお:
特に一番印象的だったエピソードとかはある?

ころちゃん:
イベントが終わる時間帯に、
出展者の方々がテント備品の返却に殺到した時かな。

まお:
その風景、なんとなく想像できるね。
その時間帯はチームの中でも一番忙しい時だよね。

ころちゃん:
そうなんだよね。
僕たちボランティアでは
受け止めきれないほどの備品が集まった時があったんだ。
けど、出展者の方々がごく自然に協力してくれて、
備品の片づけをスムーズに終わらせる事が出来たんだ。
その時に、アースデイ東京というイベントの一体感を感じられたよ。

まお:
それは、出展管理/テント備品チームの独自の一体感だね。
ボランティアだけではなくて、
出展の方達と一緒に一体感を感じられるって部分は。

まお:
iPledgeのボランティアもそうだけど、
アースデイ東京のボランティアをしてよかったなと思う事はある?

ころちゃん:
イベント後も関係が続く仲間ができたことです。
これはアースデイ東京に限らないと思うけどね。
ボランティアって、まさに一期一会。
もっと、多くの人にボランティアを経験してもらいたいね。

まお:
その一期一会の一つ一つの縁が、
もっと大きく広がってほしいね。

テント備品を管理

まお:
アースデイ東京のボランティアにはどんな人達がいるの?

ころちゃん:
環境問題に関心のある方。
ボランティア活動の雰囲気が好きな方。
現状に満足せずに好奇心旺盛な方。
そんな方々が参加されている印象があり、
価値観を共有できたり真面目な話ができたりすることが多いです。
僕自身も上記3つの条件に当てはまっている自覚があります…。

まお:
確かにそうだね。ころちゃんも。
アウトドアが好きだったり、
音楽が好きだったり、
オーガニックとか食に関心がある子も多いよね。

ころちゃん:
まおとはキャンプに行ったり、
フェスに行ったり、地方に旅したり、
色々と遊んだよね。

まお:
だね笑
そんな同じ方向を見ている仲間と出会えるのが、
やっぱり、アースデイ東京の大きな魅力の一つだよね。

ころちゃん:
そうだね。一生、関係が続く仲間だと思ってるよ。
あとは、どんな人にも心に引っかかるポイントがある。
そんな懐の深いイベントだと思います。
言い換えると、
人それぞれで魅力に感じる部分が違うイベントだね。

まお:
そうだね。
横のふり幅も広いし、縦の深さも持つイベントだよね。
本当に多種多様なジャンルに富んでいるイベントだね。

チームのみんなで集合写真

まお:
最後にこれを読んでるみんなにメッセージでも。

ころちゃん:
初めてボランティアをするという方にとって
比較的ハードルが低くて参加しやすい活動です。
東京の真ん中でアクセスもよく、
1日から気軽に参加できます。
それに、アースデイは4月。
春の新生活に何か新しい事をはじめるには良いきっかけになります。
何を感じて、何を得るかは人それぞれ。
ぜひフラットな気持ちで皆さんなりの魅力を見つけてもらえたら嬉しいです。

まお:
ころちゃん。長いインタビュー本当にありがとうございました。

さて、そんなころちゃんが参加しているアースデイ東京のボランティア。
まだまだ、募集中です。
このインタビューを読んで、
少しでも、興味がある方は下記のリンク先からぜひお申込みください。

みんなとアースデイ東京で会えるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

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