アースデイ
グローバルサミットとは?- ABOUT -

“地球のことを考えて行動する”をコンセプトに環境問題や社会課題の普及啓発をおこなってきた「アースデイ東京」が主催となり、日本国内外の環境活動団体のネットワーキングを目的として開催するサミットです。グローバルで行われている様々なソーシャルアクションの活動内容及び成功事例を日本国内のNPO・NGOを中心とした環境団体が容易に学び、繋がれる機会を創出することで、国内で環境及び社会課題に取り組む個人、団体の活動をサポートすること目的とします。

MISSION

全国各地のNPO・NGO等の環境団体及び個人が、エビデンスとオンラインで世界とつながり、ウィズコロナ時代においてもグローバルなつながりを維持し、質の高い学びとネットワーキングを定期的に得ることができる状態をつくる。そのことにより、 国内外の団体がつながり理解を深めることで団体の垣根を越えたプロジェクトが立案され、社会実装されていくことを目指します。

日時
11月26日(日)開催時間 13:00~ シンポジウム(参加無料) 18:30〜 交流パーティ(参加費2,500円)
会場
3×3 Lab Future
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1F

プログラム- PROGRAM -

去年からスタートしたアースデイグローバルサミットは、今年もオフライン、オンラインのハイブリッド開催。
今年は、「ネイチャーボジティブから始める生物多様性」をテーマに、世界の動向や議論されていること、また海外での取組みを学びながら、様々なセクターの人たちが一緒になって起こしていくアクションを考えるワークショップも行います。
プログラム終了後には、交流会もあります。
皆さまのご参加をお待ちしております。
(※交流会のみの参加も可能です。)

満席のため申し込み締め切り

当日の模様はLIVE配信しますのでぜひご覧ください

開催時間
オープニング
13:00-
第一部「ネイチャーポジティブから始める生物多様性の今」
13:15-
ホトリアツアー
15:00-
第二部「ネイチャーポジティブから始める生物多様性の未来」
15:30-
ワークショップ
17:00-
第三部 交流パーティ
18:30-

オープニング

総合司会:Yae

Yae(日本)

半農半歌手・シンガーソングライター
東京生まれ。2001 年に歌手デビュー。NHK みんなのうたや人気ゲームソフトの主題歌などを歌唱し活躍。環境イベントなど国内外での音楽祭に参加。家族5人とともに自然豊かな里山「鴨川自然王国」で、農的暮らしを営む。故藤本敏夫・歌手加藤登紀子の次女。

河野竜二(日本)

神奈川県出身、湘南在住。音楽フェスや地域活性イベントのサポートを行いながら、2018年から日本最大級の環境イベント「アースデイ東京」の事務局長に就任。地元湘南では鎌倉の農業を新たな形で継承するコミュニティ型農業支援「ニュー農マル」や、鎌倉腰越にある海の見える宿「koyurugi stay」のプロデュースなどを行い、持続可能な社会の実現に向け奔走している。

秋元真理子(日本)

アースデイ東京理事、EARTHDAY.ORG JAPANコーディネーター、日本野菜テロワール協会事務局
養蜂家の祖父母と暮らし、自然の楽しさと怖さを日々体験しながら育つ。
生物多様性NGOの海外コーディネーターを経て、アースデイ東京にて生物多様性や文化を、一般の人でも学びやすいプログラムをコーディネート。生物多様性条約COP15に参加し、海外のジェンダー、ユースグループと連携を図る。 長唄(唄方)家元の杵屋徳衞氏に師事し、日本の伝統文化を学ぶ。

第一部

「ネイチャーポジティブから始める生物多様性の今」

[世界] ネイチャーポジティブの概要及び海外での展開

道家哲平(日本)

公財)日本自然保護協会 保護教育部国際チームリーダー/国際自然保護連合日本委員会 副会長兼事務局長。千葉大学文学修士(哲学)修了。2004年より、事務局を務める日本自然保護協会の職員として、国際自然保護連合(IUCN)日本委員会の運営に従事。生物多様性条約COP9から、条約に関わり、以降、全COPに出席。生物多様性の世界目標に向けて、行政・企業・自治体・NGO・研究者をつなぐにじゅうまるプロジェクトを展開。 https://www.nacsj.or.jp/
https://www.iucn.jp/

[アメリカ] 世界で起こっている危機と生物多様性・2024のアースデイグローバルテーマ

キャサリーン・ロジャース(アメリカ)※動画上映

Earth Day Network代表。カリフォルニア州立大学デービス校ロー・スクール卒業。ロー・スクール時代、法律レビューの編集長を務めたほか、その後は、ワシントンDCの連邦地方裁判所の事務官に従事。
彼女のリーダーシップのもと、EARTHDAY.ORGは国際的な専門家のスタッフとともに、年間を通して活動する政策団体に成長した。
環境問題に関するメディアのコメンテーターとして、多くのテレビのニュース番組や新聞、雑誌に出演。
https://www.earthday.org/

[日本] ネイチャ―ポジティブに向けたビジネス界の取組み

大嶋優佳(日本)

経団連自然保護協議会事務局次長として、ネイチャーポジティブ経営の普及を支援。世界の最新動向を踏まえて、日本の経済界が様々なステークホルダーと協働しながらネイチャーポジティブに貢献すること、日本企業の取組みに対する理解向上を重要なミッションの1つとして取り組む。 10月にはスイス・ジュネーブにミッション団を派遣し、IUCNやWWFなど、自然分野の有識者と会員企業との意見交換を企画。
損害保険会社のグローバル事業に12年携わり、6年半のシンガポール駐在も経験。趣味は、ぶどう畑を散策しながらのワイナリー巡り。
https://www.keidanren.net/kncf/

[台湾] サイシャット族の暮らしと生物多様性

チーユウ・ケン(台湾)※動画上映

苗栗県サイシャット(賽夏)族原住民林業労働合作社理事長、サイシャット族長老
サイシャット文化の保存と継承に尽力。2019年からはサイシャット族協同組合を設立。サイシャット族を率いて、里山イニシアティブの精神に従う。政府と協力し、持続可能で環境に優しい方法で森林を開発し、下層部の経済を活性化させている。
現在、台湾全土のコミュニティや大学で「森林山プロジェクト」の講義を行い、人と自然の共生というコンセプトの実現に努めている。2023年2月、サイシヤット協同組合は正式にIPSIメンバーとなる。
https://www.facebook.com/SaySiyat.pakaSan.Satoyama/

[イスラエル・パレスチナ]戦争は最悪の環境破壊。映画での力で未来を変える。

関根健次(日本)※オンライン参加

ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。

[世界]ワールドピースパフォーマンス

本間健太郎(地球)

国歌ジュークボクサー。俳優として舞台、映画、ドラマ、CMに出演。淡路島で半農半芸生活を経て、2013年より白Aメンバーとしてロンドン4ヶ月公演、USAツアー、NHK日本賞など国内外の公演、TVに出演。Eテレ「にほんごであそぼ」のコーナー企画にも携わる。国内インバウンド公演も1年半ロングラン出演。2019年より 俳優/ソロパフォーマーになりオリパラ公認イベントNHK「渋谷フレンズ」「新宿コメディクラブ」などでMCを務めたほか、講演やラジオ出演。「Earth Celebration 2023 fringe」などイベント出演「80分間世界一周」学校公演を続けている。平和・協同ジャーナリスト基金賞審査員。

 

ホトリアツアー

[日本] 東京のビル街に佇む生物多様性を学ぶホトリアツアー

松井宏宇(日本)

1987年奈良県生まれ。2012年東京農工大学農学部卒業。
在学時に生物多様性条約第10回締約国会議への政策提言活動等に携わり、生物多様性わかものネットワークの立ち上げを経験。卒業後はパシフィックコンサルタンツ株式会社へ入社、環境アセスメントや生物多様性に関する計画策定に従事。2016年より公益財団法人日本自然保護協会、持続可能な地域づくりと生物多様性の復元を目的としたプロジェクトを担当。2020年より三菱地所株式会社、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)を兼務し、大手町・丸の内・有楽町エリアのまちづくりにおける生物多様性、自然共生に関する業務に取り組む。
https://www.ecozzeria.jp/

第二部

「ネイチャーポジティブから始める生物多様性の未来」

[ドイツ、カメルーン、コロンビア、エルサルバドル、メキシコ、シンガポール、マレーシアほか ] 世界中のユースが語る生物多様性

上野我唯(日本・マレーシア)

千葉県出身。3歳から中学を卒業するまでマレーシアのボルネオ島で育った。高校時にはアクティブラーニングに興味があり、オリジナル絵本の制作、フリースクールの先生、著書「わたしからはじまるSDGs」の企画協力に携わる。
現在は、アースデイ東京ユースの代表を務め、環境教育を主軸に活動中。中高をメインに出張授業を行い、武蔵野大学や早稲田大学などでの実施経験もある。

岩崎凜莉(日本・アメリカ)※オンライン参加

学生団体「やさしいせいふく」所属。サステナブル、環境と人権にやさしい服作りを通してより良い世界を目指し、アースデイ東京のイベント等で出展。現在アメリカカリフォルニア州の高校生、アメリカでも若者が考えを発せられる場(イベント)を立ち上げるのを目標にしています。

クリスチャン・シュワルツァー(ドイツ)

生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)グローバルフォーカルポイント
GYBNの共同設立者であり、同ネットワークの成長を監督し、現在では55の国のチャプターと700以上の加盟団体を擁し、172カ国の125万人の若者と若い専門家の運動を代表している。
歴史学、美術史、政治学を専攻し、多国間環境ガバナンスを研究。また、ヨーロッパのさまざまな大学で環境ガバナンスについて教鞭をとり、修士・博士課程の学生をサポート。
https://www.gybn.org/

アダモウ・ノダム(カメルーン)※動画上映

カメルーン、ヤウンデ出身。情熱的な環境エンジニア。環境科学修士号取得。グローバル・ユース生物多様性ネットワークのカメルーン支部で研究開発を担当。
クタバという村の出身で、そこで厳しい現実を目の当たりにし、それが彼のライフスタイルやビジョンを形成。
多くの組織で運営委員を務め、国内外でのボランティア活動や、ハイレベルな意思決定における影響力に貢献。現在、地域社会のリーダーとして、地域社会の向上のために精力的に活動している。教育、生物多様性の回復、より良い適応策や緩和策としての草の根の取り組みを通じて、この地域をより良い場所にすることに尽力している。

アンジェラ・レベロ(コロンビア)※動画上映

グローバル・ユース生物多様性ネットワーク(GYBN)のコロンビア支部共同設立者、「サチャ環境運動」創設者(ラテンアメリカの子どもたちにエコリテラシーを広めるボランティア活動)。
コロンビアとメキシコにおけるソーシャルプロジェクトの国際協力において豊富な経験を持つ。専門は環境・社会リスク管理に焦点を当てた統合リスク管理システムの開発。気候変動リスクを分析することの重要性を強調するために考案された「気候変動リスク・システム」の構築に大きく貢献。また、農村地域における気候変動への適応・緩和戦略の実施にも携わる。コンタクタル・コロンビアに積極的に専門知識を提供し、国際協力と持続可能な開発における影響力のある活動を続けている。

オーロラ・ゴメス・エスピノサ(メキシコ)※動画上映

生物学者、アーティスト、環境活動家、メキシコの生物多様性に関する児童書の著者。
生物多様性の保全、環境教育、社会環境プロジェクトのデザイン、ネットワークを通じて持続可能性の構築に力を注ぐ。
CONABIO、国連生物多様性、ノルウェーのオンライン新聞The Timesなどのスペースやプラットフォームに作品を提供。現在、GYBNメキシコ北部地域のボランティア活動家コーディネーターであり、芸術的、科学的、コミュニケーションに関する知識と技術に基づき、持続可能性と自然保護プロジェクトの普及・アドバイザーとして、組織、企業、政府との個人プロジェクトからのコラボレーションを行っている。

グレテル・シート・ジア・スアン(シンガポール)※動画上映

グローバル・ユース生物多様性ネットワーク(GYBN)のコミュニケーション・コーディネーター(アジア)。シンガポール生物多様性ユースボイスの(SYVB)の国際コーディネーター。ビジネスと環境科学を専攻中。
生物多様性がより変革的で包括的なものになることを目指し、GYBNメンバーとして、地域のトレーニングに協力。モントリオールのCOP15にはユース代表として参加。
SYVBとGYBNの関係を担当し、GYBNのキャンペーンに沿ったイベントを企画。COP15での経験やそれまでについてパネルや講演で登壇。Mandai Wildlife Reserves、Our Singapore Reefs、Passion Waveでボランティアとして活動し、生物多様性について様々な人たちとコミュニケーションを取る。科学者と一般市民の橋渡し役を担う。

PCMES(エルサルバドル)※動画上映

エルサルバドルのコウモリ保護プログラム(スペイン語でPCMES)に関心を持つ若い専門家や学生からなるグループ。
PCMESは2011年8月に設立され、同年9月からはコウモリ保護のためのラテンアメリカ・ネットワーク(RELCOM)の一員となっている。
PCMESには環境教育、保護、研究活動に従事する15人以上のメンバーが所属する。生態系におけるコウモリの重要性だけでなく、コウモリが人間にもたらす貢献についても認識を高めるため、全国(都市部と農村部)でワークショップ、研修、展示、講演を行っている。

[日本] ネイチャーポジティブと日本における生物多様性の未来

香坂玲(日本)

東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授。東京大学農学部卒業。ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で修士、ドイツ・フライブルグ大学の環境森林学部で博士号取得。国連環境計画生物多様性条約事務局 (農業・森林担当) を経て、生物多様性条約COP10支援実行委員会アドバイザーとして活動。東北大、名古屋大などを経て現職。日本学術会議連携会員(環境学)。 https://kohsaka-lab.jp/

 

ワークショップ

モデレーター

ハッタケンタロー(日本)

環境エンタメプロデューサー&デザイナー。アースデイ東京ではデザインとアクションの企画などを担当。
2003年、江戸の知恵を現代に復活!ヒートアイランドを緩和する国民的環境アクション「打ち水大作戦」、
2006年、マルシェブームのきっかけとなった農家と出会えるマルシェ「東京朝市アースデイマーケット」2007年、全国の有機農業者と農的暮らしの実践者が集う、食と音楽のフェスティバル「土と平和の祭典」の立ち上げから企画、運営、及び、来場者とイベント内食料自給率を向上させるアクション「種まきからはじめる自給チャレンジ!」では農村で、米や大豆、日本酒やビールづくり、2011年の東日本大震災では、東京タワーに「アースデイ東京タワーボランティアセンター」を設置し、宮城県石巻へ週末ボランティア支援活動を運営など、都市と地方・農村の人々をダイレクトにつなぎ、交流するアクションを多数、仕掛けてきました。2011年12月、東京大田区馬込より、有機農業の里・埼玉県小川町に移住。
現在、小川町を拠点に「おりがみ忍者ハッタリくん」として伝統和紙を使った作品づくりやワークショップなどを開催。世界展開を計画中。

第三部

交流パーティ

交流パーティは、アースフードプロデューサーの新納平太さんによる身体にも地球にも優しいケータリングをお楽しみいただけます!
登壇者やアースデイ東京の運営スタッフ、環境や様々な社会課題解決に取り組む実践者の皆様との交流をお楽しみください!
※事前申込必須(申込期日:11/22水 まで)
申し込みはこちらから https://pro.form-mailer.jp/fms/fdfcd5ef299654

新納 平太(アースフードプロデューサー amazing catering)

2000年よりBeGood Cafeに参画し、マクロビオティック、ヴィーガンなどのケータリングを展開する。2011年からはC.W.ニコル氏と共同展開する『ニコルズフォレストキッチン』、フジロックフェスティバルの『The ATOMIC CAFE』などのフードディレクションを手がける。 どこでも作るがモットー。社会課題、ローカリゼーションなどを食のテーマに、ケータリングや催事等でのフードディレクションを展開。
2023年埼玉県東松山に開校した、子どもの未来そうぞう教育研究機関amazing collegeのフードプロデュース、食育プログラムの日常的な提供を行う。
https://amazing-college.com

  • 主催 : アースデイ東京(地球環境基金助成事業)
  • 共催 : 一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツエリア教会)
  • 協力 : EARTHADYORG/Global youth Biodiversity Network/Miaoli County Saisiyat Indigenous Peole Forestry and Worker LLC/アースデイジャパンネットワーク/アースデイ東京ユース