知る・学ぶ

アースデイ東京ボランティアインタビューVol.5

こんにちは。
アースデイ東京ボランティアコーディネーターの尾野村(まお)です。

毎年10万人以上が集う、市民による日本最大級の地球フェスティバル、アースデイ東京。毎年多くのボランティアが事前の準備作業から当日の運営まで、アースデイ東京を大きく支えてくれています。

前回に引き続き、そんなボランティアのみんなに焦点を当てたインタビューの連載を企画しています。
第5回は、原岡蓉子(よこよこ)さんです。
ぜひ、ご覧ください。

アースデイ東京ボランティアインタビューVol.5

まお:
よこよこ。こんにちは。
今回で第5回目のボランティアインタビューです。
宜しくお願いします。

よこよこ:
まお。よろしくお願いします。

まお:
早速だけど、よこよこがはじめてアースデイ東京に参加したのはいつだったの?

よこよこ:
2012年のアースデイ東京が初めての参加だったよ。
その時は、NPO iPledgeDish Reuse Systemのボランティアとして参加したよ。

まお:
NPO iPledgeでの参加が最初だったんだね。
僕も元々は2009年からNPO iPledgeでボランティアコーディネーターとして活動をしていたから、
よこよこと初めて会ったのも、NPO iPledgeの活動を通してだったね。
NPO iPledgeは、アースデイ東京でどんなボランティア活動をしているか
簡単に紹介してもらえる?

よこよこ:
NPO iPledgeはアースデイ東京で「Dish Reuse System」という活動をしています。
イベントで出るごみの7割〜8割が飲食出店から出るごみと言われている中、
お客さんや出店者に対して、洗って何度も使い直せる「リユース食器」の導入を
しています。
簡単にいうと、NPO iPledgeのボランティアは、
お客さんが使ったリユース食器を洗う活動をしているよ。

まお:
だから、アースデイ東京では割り箸や紙皿や紙コップのような
飲食関係のごみがほとんどでないんだよね。
ごみゼロステーションでも年々ごみが減っていってるって声を聞いてるよ。
今では、お客さんがマイ食器を持ってくる事も当たり前に定着しつつあるよね。
アースデイ東京では、当たり前になりつつあるけど、
NPO iPledgeの活動のおかげで、来場者の意識も高まるし、
会場がクリーンに保たれているよね。

まお:
じゃぁ、よこよこは、
NPO iPledgeでの活動がきっかけで
アースデイ東京の運営側のボランティアに参加したんだね。

よこよこ:
そうそう!!
NPO iPledgeの活動に2010年から参加し始めて、色々なイベントでボランティア活動をしたよ。
NPO iPledgeの活動を通して、アースデイ東京のことを知り、
まおがアースデイ東京の運営側のボランティアコーディネーターをしている事を
キッカケにNPO iPledgeとはまた違う参加の仕方で
参加をしてみたいと思ったのがキッカケだよ。

まお:
そう言ってもらえると、
僕もNPO iPledgeの活動やアースデイ東京の活動をしていた甲斐があって嬉しいね。
NPO iPledgeもそうだけど、アースデイ東京のボランティアに続けて参加を続けている理由や魅力はある?

よこよこ:
何と言っても、アースデイ東京の会場の空気がとても素敵だよね。
都会の真ん中で、少しでも地球環境のことを考えるためのトピックや表現が
集まっていることがすごいことだといつも感じます。
出店者の方や来場者の方も、
アースデイを好きな気持ちが伝わってくる感じもとても好きで、
毎年、参加したくなるなぁ。

まお:
一日で今の地球環境の事が知れるイベント。
まさに地球の祭典。アースデイなイベントだよね。
よこよこは、昨年から運営側のボランティアとして参加しているけど、
どこのチームに所属しているの??

よこよこ:
インフォメーションチームです。

まお:
インフォメーションチームの魅力とかあるかな?

よこよこ:
去年、初めてインフォメーションチームの活動に参加して、
インフォチームのサブリーダーを経験しました。
初めてのこと尽くしで、分からないことも多かったけど、
とても楽しく活動ができたよ。
会場内に3箇所のインフォメーションブースがあって、
そこの運営をしています。
来場者の皆さんに対して、
会場内のどこにどんな出店やブースや雑貨屋さんがあるのか、
何時にどこのステージでどんなパフォーマンスがあるのか、
迷子の対応や、落とし物の対応まで、
言い出すとキリがないけれど、
アースデイ東京のことをとても詳しく知れるチームだと思います。
あと、来場者の方と話す機会が多いのも特徴かな。

まお:
サブリーダーとして活動してみて、
チームに貢献が出来た事、出来る様になった事とかってあるかな?

よこよこ:
最初は、なかなかお客さんやボランティアのみんなと話すことが苦手だったけど、
活動を通して、コミュニケーションを取ることに対して臆病じゃなくなりました。
リーダーとして、冷静に周りを見ることの大切さや
何度も参加しているベテランのボランティアの仲間からスキルを学んでいます。
何よりも、サブリーダーという立場で参加することで、
「アースデイに参加している。」という実感がより強く持てた事がよかったよ。
普通のボランティアとしての参加するのとでは、
経験できない事をたくさんさせてもらいました。

まお:
サブリーダーを担う上で自分が意識してることはある?

よこよこ:
アースデイ東京のボランティアは、
各日約100にボランティアで活動をしていて、
活動内容も多岐に渡ります。
一緒に活動をしていても、会えない人もいるし、
もちろん、一日話す事もなく終わってしまう人もいます。
だからこそ、他のチームも含めて、
積極的にいろんな人とコミュニケーションを取るようにはしています。

まお:
リーダーとして、
ボランティアのみんなをまとめていく為には
コミュニケーションをとる事が本当に大切だよね。
僕もコーディネーターとして、そこはいつも意識しているよ。
ボランティア活動を通して変わったこと、得たこと、気づいたことってある?

よこよこ:
アースデイ東京のボランティアに関わらずだけど、
ボランティアを通して関わる人は本当に多種多様です。
いろんなバックグラウンドを持つ人の話を聞く機会が圧倒的に増えました。
そんな人たちとの関わり合いの中で、
自分自身がやりたいことを考え、伝える事。
そして、それを発信することがいかに大切か気づかされました。

まお:
そんな中でも一番印象的だったエピソードってある??

よこよこ:
毎回ハプニングが起こるような気がするから、
一番印象的なエピソードを挙げるのは難しいけれど、
去年初めてインフォメーションチームで活動して迷子の多さにはびっくりしました。
親御さんが見つかった時の安心感は、今まで感じたどの「安心」よりも強かったです。

まお:
そうだよね。
落し物対応もそうだけど、
迷子の対応もは本当に多いよね。
インフォメーションチームのみんなに感謝している親御さんは
毎年、たくさんいるだろうね。

よこよこ:
あとは、さっきも話したけれど、
本当にいろんな人に出会う事ができます。
それは本当によかったと感じます。
もともと、地球環境のことに興味があったのですが、
ボランティアをしてから「知りたい」という気持ちが強くなって
よく調べるようになりました。
それは、やっぱりいろんな人との出会いがキッカケだったと思う。

まお:
そうだよね。
ボランティアの醍醐味として、
活動の内容ももちろん大切な事だけど、
出会いの多さも魅力だよね。
僕も活動を通して学んだことは本当に多いけど、
人との出会いを通して、学んだ事も同じ様に多いね。
自分を感化してくれる様な人とたくさん出会えるよね。

まお:
そんな素敵な出会いに溢れるアースデイ東京のボランティアには、
仲間にはどんな人達がいるの??

よこよこ:
年齢、職業もばらばらで本当に個性に溢れている人たちでいっぱい。
そして、それだけではなくてみんながみんな芯が通っている人たちが多い。
そんなみんなに憧れます。

まお:
ボランティアではなくて、アースデイ東京のイベントとしての魅力は何かある?

よこよこ:
会場内はどこも活気があってピースフルな空間が広がっていて、
人も優しいところが魅力的です!

まお:
ではでは、アースデイ東京のボランティアの魅力とはズバリ??

よこよこ:
ボランティアに参加しに来てる人たちが魅力だと思います。
面白い人たちに囲まれて活動できることが楽しいです!

まお:
最後に。
このインタビューを読んでくれているみんなに何かメッセージを。

よこよこ:
アースデイ以外にも学生時代からボランティアを続けて8年が経ちます。
自分自身も大きく変わったし、周りの環境、周りにいる人たちも大きく変わりました。
でも、ボランティアで得た経験と出会った人たち(これから出会う人たちも含め)は、
今でも大切で、私の人生に欠かせないものになっています。

まお:
よこよこ。長いインタビュー本当にありがとうございました。
さて、そんなよこよこが参加しているアースデイ東京のボランティア。
まだまだ、募集中です。
このインタビューを読んで、
少しでも、興味がある方は下記のリンク先からぜひお申込みください。
みんなとアースデイ東京で会えるのを楽しみにしています。

Lets go to Earth Day